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執筆者の写真吉野十四子

究極の幸せは結婚にあり

更新日:2020年3月28日

人間の世界が延々と続いているのは男女の結婚があるからです。


結婚は家系継承、子孫繁栄の最重要な行為です。現代人の結婚は表面的好みを優先し自分の考えだけで決める傾向があり、結婚の本質を余り重要視していないのが今時の結婚のかたちです。


結婚は人生の出発地点です。それ迄は両親に養育され学問を身に付け社会人としての経験を積み結婚へと至ります。本来、結婚は氏家同士の縁結びが根底にあります。縁結びの良し悪しが人生の幸、不幸を決定付けています。結婚は夫婦仲良く幸せになることです。多くの人は幸せを夢見て結婚しますが、現実はそう甘いものではありません。

全ての人は母親を通じて人間を幸せにする神とつながっています。その為、神は人間が幸せになるよう結婚の法則を定めています。神が定めた結婚の法則に従えば究極の幸せを実現することができますが、法則に反した結婚をすれば苦労する人生が待っています。


家庭内でまつる氏神は縁結びの神であり、家族の結婚と幸せを司っています。人間を幸せにする神とつながっている母親が神まつりをすることにより、氏神は光のエネルギーとつながり、家族が法則に従った結婚が出来るよう根廻しをして、法則に従った相手との出会いを授けてくれます。神まつりをしていないと氏神は縁結びの神としての機能が失われ、家族は法則に反した結婚をすることとなり、結婚生活も思い通りに運びません。

神が定めた結婚の法則とはいかなる法則なのかを知っておくことが大事です。物事には順序や順位があります。順序や順位を乱せば、成るものも成り立たなくなります。人間の誕生も第一子、第二子、第三子と順序よく生まれてきます。神の真意によって順位付けられての誕生であり、第一子が男の子であるか女の子であるかは神の采配であり、人間が決めることではありません。


それぞれの家系にとって第一子が男の子であれ、女の子であれ、全ての子供は重要な使命を持って生まれてきます。第一子で生まれた子供は男女にかかわらず生まれた家の家系継承者です。第二子以降は男女にかかわらず他家の第一子の元に婿入り、嫁入りして、第一子と共にその家系を継承し、第一子の氏家の姓を名乗ることです。結婚は二人で共に第一子の姓になることです。法則に従えば男女別姓は存在しません。

第一子は家系を継承する重要な使命があります。

第二子以降は他家に入り第一子と共にその家の家系を継承する重要な使命があります。


人間として生まれてきた以上、結婚をして使命を遂行することが家系継承、子孫繁栄に大きな役割を果たすこととなります。自分が今生きているのも両親の結婚があったからです。家系の歴史は結婚によって引き継がれていきます。結婚の法則について私の本「母親の秘めたる力」に詳しく書いてあります参考にして下さい。

人間の願望である究極の幸せとは、家族仲良く健康で元気に無事無難に過ごすことができ、物事が思い通りスムーズに運び、悪しきしがらみや要らぬ苦労から解放され、穏やかな暮らしが家庭内家族に実現し、喜びと真の幸せを感受出来ることです。法則に従った結婚から究極の幸せが実現します。

一方、法則に反した結婚をすると夫婦が不仲となり、家庭内が暗く家族の心が不安定となり、精神的肉体的病いにかかったり、事件事故などの災難にあったりとさまざまな苦悩に直面し、思いもよらぬ苦労を背負う事になります。災難や苦悩の元凶は全て法則に反した結婚にあります。


両親の結婚、祖父母の結婚、その先の先祖代々の結婚と法則に反した結婚であれば子孫の結婚も法則に反した結婚となり負の連鎖が続きます。負の連鎖を断ち切るためには氏神先祖代々をまつることが最善です。

長い間、男性主体の男性原理主義の世の中が続いているため、結婚について第一子が女の子であっても長男としての男の子が家系の継承者として認識されてきましたがこれは人間の考えで決めた結婚のかたちであり、神が定めた結婚の法則とは異なります。法則に反した結婚は神に対して罪を犯していることであり、それ相応の罰を受けることとなります。


その為、先祖代々の犯した結婚の罪が家族に災いとなって現れてきます。この災いを因縁と言って昔から恐れられてきました。因縁は人間の力ではおさめることが出来ない怖いものです。神まつりをすることが因縁をおさめる最善の方法です。因縁について後日説いていきます。

男性原理の世の中が長く続いてきた結果、世界全体が悪因縁に覆われ窮地に追い込まれています。次回は男性主体の男性二分裂原理の終焉を告げるのが新型コロナウイルスであることをお伝えします。

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