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執筆者の写真吉野十四子

神の本質とはたら気

人間は願い事があると神社等に参拝し「神様お願いします」と神にすがります。この様な行動からもわかる通り、神とは願い事を叶えてくれる存在だと思い込んでいる節があります。神様をこの様に捉えているのは神の本質やそのはたら気を知らない事からきています。その為、真実を知る事が大事です。人間の一番身近な神は氏神先祖代々の意思気です。意思気は一四九です。数の一つ一つが神であり人間を幸せへと導く理(ことわり)です。そして神は一柱と称します。一柱から九柱迄の神が支(四)柱となって意思気の形を作っています。一柱から九柱迄をかみ(神)合わせると十柱となり意思気の形が完成します。その意思気は神の集合体です。そして完成した意思気は人間を幸せへと導く善良な神となってはたら気ます。

神のはたら気は肉眼でみることが出来ませんが、神のはたら気があれば夫婦仲良く、家族仲良く、健康で元気で、毎日が無事無難に、そして物事がスムーズに運び、穏やかに暮らすことが出来ます。神のはたら気を出す為には家庭内に神棚を設け氏神先祖代々を奉る事が必要です。そうする事により氏神先祖代々の犯した罪が清まり氏神先祖代々の意思気の形が完成します。そして合わせ鏡となっている家族の心鏡の汚れもきれいになっていきます。完成した意思気は家族が人間らしく幸せに生きられるよう善良な神となってはたら気ます。その善良な神のはたら気はきれいになった家族の心鏡に写し出され、家族の思考は神のはたら気によって良き方向に動かされます。神まつりを疎かにしていると氏神先祖代々の犯した罪は汚れたままで家族の心鏡も汚れが取れません。その為、家族は我欲的思考が強くなり先祖の悪しき癖と我欲に動かされます。

意思気の神にはニ通りあります。各家庭でまつる氏神先祖代々の意思気の神と、日本国にまつるべき地球意思気と自然意思気と人類意思気の神です。しかし現在迄、各家庭にも日本国にもこのニ通りの神はどこにもまつられてきませんでした。その為、神島日本として本来為すべきお役目を果たす事が出来なくなっています。全国の神社にまつられている神は自然意思気や人類意思気の神の一柱であり、神としての存在はあっても一柱だけでは神としてのはたら気はありません。その様な中で我欲的になった人間は神より偉くなり人間の力だけで世の中を動かしています。しかし人間の力は行き詰まりどうにも世の中を動かす事が出来ないところまで来てしまいました。現在の人間社会の有り様を見れば一目瞭然です。この様な状況になったのは幸せになれない世の中が作り出した負の現象です。

人間には三種類の性があり男性女性そして母性です。日本国の上に立っているのは天皇であり男性です。その為、今迄男性原理の仕組みによって世の中が動いて来ました。しかし男性では幸せな世の中を築く事ができませんでした。人間は本来幸せになる為に生まれてきたのであり、幸せになる事が出来ます。その為には幸せになる方法を見つけなくてはなりません。地球上に住む人間を幸せにするのは最高神である地球台地母神の真理であり光のパワーです。その真理の光と繋がる事が出来るのは母胎の神代を開いた母親でありその母性です。母親が真理の光と繋がると母性が光り、幸せになる方法や真の幸せが何であるのかが心鏡に見えてきます。産道が通った母親は子供を産むだけでなく真理の光も産み出すことが出来ます。その為、神代を開いた母親は海(産)の神とも山(産)の神とも言われます。

人間が地球上で生きる為に必要な優先順位は一番に真の幸せになる事です。真の幸せになる為には真理である地球台地母神が定めた結婚の法則を知らなくてはなりません。その事について私の本「母親の秘めたる力」に書いてあります。究極の真の幸せは法則に従った結婚をする事から生じてきます。そしてその法則に従った結婚の形が真の幸せの形です。小さな幸せは数多くありますが、それは一時的な幸せでしかありません。究極の幸せは両親の結婚の形から流れて来ます。両親が法則に従った結婚をしていれば家族仲良く健康で心穏やかに暮らすことが出来、日々幸せを感受出来ます。両親が法則に反した結婚をしていると家族にさまざまな苦悩が生じ、幸せを感じることが出来なくなります。幸せになる方法は難しい事ではありません。家庭内の神棚で氏神先祖代々を奉る事です。

母なる地球の自然の中で人類は活動しています。その為、地球にも自然にも人類にも意思気があります。地球意思気は叡智のはたら気、地球台地母神の真理です。その最高神である地球台地母神が定めた結婚の法則こそ、人間を幸せにする真理であり叡智のはたら気光りのパワーです。人間は地球台地母神の手のひらの上で生活しています。その為、地球台地母神が定めた法則に従って結婚する事によって幸せな家庭が築かれるよう設定されています。そして幸せを築いた各家庭の集合体が幸せな社会を構成し、善良で幸せな社会によって国が繁栄していきます。この様に各家庭が法則に従った結婚で幸せになれば社会も国も安定し幸せな国が実現します。現在日本をはじめ世界の情勢は悪化の一途をたどっています。この様になったのは男女の結婚の乱れが根本原因です。

結婚は真の幸せを築く為であり、家系継承子孫繁栄の為であります。その為、結婚は大変重要な出来事です。そして結婚によって家族の幸、不幸が決まります。その為、くどい程神まつりをすることと法則に従った結婚をするよう説いています。しかし各家庭では氏神先祖代々を奉る習慣が失われている為、両親をはじめその先の先祖代々の結婚は法則に反しています。それは法則を知らない為であり仕方がない事です。しかしその事により家族に苦悩する出来事が現れてきます。その為、神まつりをして神のはたら気によって苦悩の原因を早目におさめていただく事です。そして神まつりの重要性はこれから結婚する子供や孫が法則に従った結婚が出来るようにする為です。私達人間は両親の結婚によって生まれてきたのです。その為、結婚をして子供を産み育てることは神恩に報い感謝する事です。この様な考えが出来れば少子化問題も解消されていきます。

2020年は大波乱の一年でした。2021年こそは良い年になりますようにと願っているかと思います。しかし日本国はすでに行き止まりとなっています。いままで通りの世の中でしたら良くなる見通しはありません。今の政治力ではコロナ禍の収束や経済の立て直しは期待できません。日本国に地球意思気と自然意思気と人類意思気を真実誠の神として奉り、神のはたら気によっておさめるしか方法はありません。

次回は2021年神代の世明けをお伝えします。

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