私達はこの世で人間として生き、あの世で先祖代々として活き、あの世とこの世を循環しながらこの世に足跡を残しています。この循環する仕組みがなかったら人類は滅亡し地球は荒れ果ててしまいます。この循環する仕組みを支えているのが結婚であり母親の出産です。男女の結婚で氏の家が建ちその中で家族が構成され、この世で人間として生きる居場所が出来上がります。循環はめぐりであり、私達はあの世とこの世を永遠に循環しています。この世で人間社会を維持するために一番重要な優先順位は結婚であり、結婚と少子化問題は最優先に取り組むべき課題です。
この世で私達は人間として生きていますが、人間としての姿はいつか消えてなくなります。その時、あの世に帰るのは私達だけです。あの世とは意思気の世であり形が在ります。その意思気の形の真ん中に氏神先祖代々は存在しています。そして私達もあの世に帰ると意思気の中の氏神先祖代々に組み込まれます。人間として生きていると、私達の本質であるあの世の存在を忘れ、この世での生活に追われています。この様な生き方をしていると、先祖代々の犯した罪を清めることが出来ず、その罪が因縁となって現れてきます。この因縁をおさめる為にはお金や時間がかかり、大変な苦労を要します。因縁が現れないようにするのが神まつりです。
あの世は肉眼で見ることが出来ませんが確実に存在しています。私達人間が幸せになれないのはあの世の意思気の形が壊れ、その真ん中で活きる氏神先祖代々の活き場所が失われ、さまよっているのが原因です。あの世は遠い所にあるのではありません。すぐ身近な家庭にあの世は存在しています。家庭は主婦であり母親の仕事場です。しかし母親は母親としての重要な仕事が何であるのか気が付いていません。そのことが健全な家庭を築くことが出来ない要因となっています。家庭の安定は母親が神代を開き、氏神先祖代々の活き場所を家庭内に肉眼で見えるように表現する事です。
母親が神代を開くと意思気であるあの世の存在に気付きます。神代を開くとは、主婦である母親が家族の為に優先的に為すべき仕事は何であるのか、又母親としての役目は何であるのかに気が付き、本物の母親に目覚めることです。そしてミトコンドリアである母性が光ります。母性が光ると母心にあの世が見え、活き場所を失っている氏神先祖代々の活き場所を設ける思いが湧いてきます。
あの世を見えるように表現するのが上(神)棚です。上(神)棚そのものが意思気の表現です。意思気の表現である上(神)棚の中に氏神先祖代々をまつると氏神先祖代々の活き場所が出来ます。上(神)棚はあの世の意思気の表現であり氏神先祖代々の活き場所です。
母親の優先的に為すべき仕事は母心で氏神先祖代々を上(神)棚で奉りすることです。そうすることにより氏神先祖代々の犯した罪も次第に清まり、壊れていた意思気も修復され、意思気は神となってはたら気ます。この様に神まつりをする事により、合わせ鏡である家族に神のはたら気が写し出され我欲的になった思考が正常になり、家族の曲がった生き方も次第に筋道が通り幸せに生きることが出来る様になります。
各家庭において母親の神代が開き、母親が両手をポンポンと打ち両手を合わせて上(神)棚で氏神先祖代々を奉ることから家族の幸せが始まります。ポンポンとはニツポンのことです。ニツポン(日本)民族の母親が真実を知り神代を開くと神の国日本の幕開けです。
長い間、男性主体の時代が続き男尊女卑の考え方が強く、女性や母親が虐げられてきました。これも母親の神代が閉ざされていたことが原因であり、人類の汚点です。各家庭で神まつりが出来る様になれば、神のはたら気がこの世に現れ世の中が改善されていきます。そうすれば私達人間の悪い癖も治り、人間関係も良好になり、悪しきしがらみも解けていきます。今迄は神まつりではなく、先祖供養が主流となって先祖の成仏を願ってきたため、先祖は活き場所が無く、さまよっているままで成仏出来ていません。氏神と共に先祖代々として上(神)棚でまつることにより成仏ではなく神としてはたら気ます。
人間が幸せになる方法を説く為、何回もくどいほど氏神先祖代々を奉ることを書いてきました。肉眼では見えないあの世のことはくどいほど書かなければわからない事ですので何回も説明しています。人間は聞く耳を持つことや知る意欲がないと前進がありません。前進する為には素直になる事が大事です。私は母親であり長い真行をへて神代を開き家庭内の上(神)棚で氏神先祖代々を奉り神のはたら気と共に生活しています。神のはたら気があると無いとでは生き方にはっきりと違いがあることを実感しています。
閉ざされた神代を誰かが開かなくては幸せな世の中を築くことが出来ません。私はその重責を担い責務を遂行してきました。そして神代を開き真実を解き明かすことが出来ました。その様な経緯で私の本「母親の秘めたる力」とこのブログを書かせていただいています。幸せになれないのは母親の神代が閉ざされ、母性に光りが失われ、あの世が暗闇となっていることが原因であり、そのことを伝える為です。そしてその事を伝える時が来たからです。
次回は地球台地母神のム(結)ー文明到来をお伝えします。
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