人間の誕生は両親の結婚から始まっています。
両親の愛の結びにより生命が母胎子宮に宿ります。母親の意思により生命は十月十日子宮の中で育てられ、生命体となり産道を通り氏家に赤子となって誕生します。誕生により氏家家族の一員となり、社会で生きるための氏名を授かり母親の愛情のもと人格が形成され社会人となり結婚へと至ります。
両親は自分自身にとって先祖代々です。又両親にも先祖代々がいます。その先にも多くの先祖代々がおり連綿とつながっています。その一員が今の自分自身です。人間は生命だけでは生きられません。体がともなって初めて地上で生きることが出来ます。生命体として地上に産み出してくれたのは母親です。母親の役割は絶大です。
世間では男女平等が叫ばれていますが、男女は肉体的構造も違い、自ずと役割も違ってきます。男女は平等ではありません。男女の役割の違いがあればこそ家庭での生活が成り立ち家族で暮らすことが出来ます。男女平等の考え方が社会の秩序を壊し、幸せになれない要因を作っています。このことについて後日説いていきます。 社会は男性原理によって動いています。男性を産み育ててきたのが母親です。その為母親は陰ながら社会に影響を与えていることになります。社会の良し悪し、家庭内の良し悪しを決定付けているのは母親です。家庭の主婦である母親は家族が日々穏やかに暮らせるよう家庭をおさめる大切な仕事があります。しかし社会は男女平等の考え方が勝り、母親は母親としての重要な役割を疎かにしている傾向が見られます。
母親の母胎はミトコンドリアが宿る神代です。ミトコンドリアの光は家族を幸せにする光のエネルギーです。母親の神代が閉されているとミトコンドリアは眠ったままで家族を幸せにする光のエネルギーとなることが出来ず光は失われたままです。その為、幸せになりたくても幸せになる光は家族に流れてきません。家族は光のない暮らしを余儀無くされていますが、光のない暮らしをしていることに気が付かず、災難や苦難が降りかかっても解決する術を見つけることが出来ず苦悩を抱えることとなります。
光が失われた家庭に光ある暮らしが出来るよう神代を開く術を伝えるため、前回まで氏神先祖代々をまつる重要性を説いてきました。幸せになる光は神代を開くと見つかります。見つけて下さい。
今社会全体が光のない暗闇の中で先が見えない状態で不安と闘っています。建国以来男性主体で世の中の仕組みを作ってきた結果、先が見えない社会が出来上がってしまったのです。
男性原理の社会では国家神道や仏教等宗教が世の中を牛耳つてきたため家庭での氏神先祖代々をまつる重要性を知ることが出来ない世の中となってしまい、母親の神代は今の今迄閉されたままで幸せになる光を見つけ出すことが出来ませんでした。
母親が神代を開くためには家庭内で氏神先祖代々をまつることが大前提です。氏神は家の土台であり、先祖代々は家族の根っ子です。土台と根っ子の基礎が欠けていれば家と家族は欠陥住宅の中で不安を抱えて暮らすようなものです。基礎である土台と根っ子の氏神先祖代々をまつるのが家庭をおさめる主婦であり母親の重要な仕事であり神代を開く行いです。
母親と氏神は合わせ鏡です。家族と先祖代々も合わせ鏡です。
母親が氏神先祖代々と向き合いニ礼ニ拍手して神恩感謝の礼を示すことにより母胎の神代が開かれます。神代が開かれるとミトコンドリアが眠りから目覚め光のエネルギーとなります。母親の光のエネルギーは合わせ鏡である氏神に流れ、氏神が家の光となります。家の光が先祖代々の犯した罪を清め、意思気が修復され、気心に光のエネルギーが流れます。心の光は合わせ鏡である家族の考え方を良識ある方向へと案内し、家族は幸せな生き方が出来るようになります。
母親の光が氏神に、氏神が家の光となり、家の光が先祖代々を清め心の光となり、心の光が家族に幸せを運びます。家族の幸せは母親の両手に委ねられています。神代を開けば家庭内が幸せの光で明るくなり家族は穏やかに暮らすことが出来ます。
氏神先祖代々をまつることは宗教ではありません。次回はその違いについて説いていきます。
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