この世は先が見えないため不安が募るばかりで希望持てない世の中です。このようになっているのは、真実を知らないことから起きています。真実は神の世界の中にある真理です。その真理は光となって人間に幸せをもたらします。今までこの光が人間世界に届かないため、人間は筋道の曲がった暗闇の中で権力者に洗脳され、嘘偽りを良しとし、複雑怪奇な世の中でいつまでも同じ生き方の道を堂々巡りをしています。このように進歩のない人間世界は我欲だけが強くなり経済を優先してきた結果、地球環境を乱し破壊し続けてきました。そのことにより地球は次第に温暖化し、人間世界は自然の脅威にさらされ、なす術もありません。このように地球を破壊してきた人間世界は自然の掟により苦しむ運命にあります。今もどこかで起きている災難は地球や自然からの警告です。
人間世界は現れてくる災難をなんとか治め様と対処しますが、表面的努力でしかありませんので思い通りには事が運びません。今人間は心眼が曇っているため表面しか見ることができなくなっていますが、表があれば裏もあります。裏面が真実誠の神の世界です。人間世界と神の世界は表裏一体の合わせ鏡の関係で成り立っています。そのため人間世界は神の現世です。神とは意思気の事であり、その意思気を神と称しています。そして地球にも自然にも民族にも人類にも意思気があります。その意思気によって神の世界を構成しています。その意思気が今まで複雑に絡み合っていたため神の世界は未完成でした。そのため現世の人間世界も未完成のままです。このことが苦しみや悲しみとなって人間世界を覆っています。
今まで神の世界が未完成のため人間は苦しみからの救済を求めて宗教に依存してきました。人間の苦しみは神からの試練ではなく、神の世界を完成させることが出来なかった人間の怠慢です。日本は世界で唯一人類を幸せにする真理の光が発動する地場であり、神の世界を完成させる国として地球台地母神の真意によって誕生した島国です。そのため日本国にはこの重要な使命を遂行し果たすことが求められています。建国以来日本国は男性原理によって動いてきました。そして明治政権によって天皇制皇室が作られましたが、男性主導のため神の世界を完成させる事なく人間の考えで作った未完成な制度です。そして今皇位の安定継承を考えなくてはならないほどその制度は行き詰まり、未完成な天皇制が露呈しています。この制度を存続させようといろいろ策を練っておりますが、未完成であるため自然の成り行きによって天皇制は機能することが難しくなっていきます。
何事においても未完成なものは完成させない限り必ず壊れていくのが自然の流れです。神の世界を完成させることができるのは、母胎の神代を開き神の世界と絆を結ぶことが出来、真理を会得し筋道の通った生き方ができる母親です。そのため男性でも女性でもありません。母性であるミトコンドリアに真理の光が流れ、輝く母親となることです。今までは男性原理の世の中でしたが、これからは母性原理によって完成した神の世界が日本国に実現する世の中となります。本来日本国の上に建つ家は完成した神の世界を表現する家でなくてはなりません。しかし未完成な天皇制皇室では筋道の曲がった生き方をしているため、完成した神の世界を表現することができませんでした。そのため人間世界も未完成であり、どんなに優れた指導者が日本国を牽引しても、上に建つ家が筋道の曲がった生き方をしていれば不安定な国となり国力は衰えていきます。
母性が光、輝く母親によって神の世界が完成し、その家が日本国の上に建つと人間世界に真理の光が届き、暗闇の世の中が光ある世の中へと移り変わり、日本国に筋道の通った生き方が実現します。そして上に建つ家によって真実誠の神を日本国に奉り、その神の御位が皇座に即位すれば人間世界が完成します。そして上に建つ家は完成した神の世界を表現する家となります。未完成な日本国家の天皇制皇室は血(命)と育ちを重要視していますが、これから現れる地球国家日本の完成した真誠皇家は、家と筋道の通った生き方を重要視しています。家あっての血(命)です。そして育ちは多少悪くても筋道の通った生き方をすれば幸せになります。又育ちは良くても筋道の曲がった生き方をすれば幸せになることができません。
家庭と家族を構成するためには、縁結びと結婚が必要です。縁結びは家と家の結びであり、結婚は男女の結びです。結婚の法則を知らない男女は、家の縁結びを疎かにして二人だけの考えで結婚を決めるのが主流となっています。世の中は天皇制によって結婚に伴う家系継承を、男性主体の長男としています。この事が筋道の曲がった生き方となり苦悩多き世の中を作り出しています。これから母性原理の世の中になると第一子が家系継承者となり筋道の通った生き方となります。今まで天皇制皇室では真理を会得することが出来ず、真理に反した生き方をしているため、世の中に幸せな生き方を示すことができませんでした。本来上に建つ家は幸せな生き方を示す家でなくてはなりません。そのために重要な事は真理を会得することです。これから世の中は未完成な天皇制皇室に変わり、完成した真誠皇家が時の流れと共に自然に日本国に表れ見えてきます。 次回は現代社会について伝えます。
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